頚椎は自然なカーブを持っている必要があります。頻繁に、また長い時間、前方に頭を曲げると、頚椎はまっすぐになってしまいます。 このことにより、頭痛、肩こり、首の痛みにつながり、さらに腕のしびれや頸椎ヘルニア、変形性頚椎症のようなより深刻な状態になる場合があります。

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　平均的なヒトの頭部は、肩の真上にある場合、約４～５kgの負荷があります。前方に頭を傾けたりした場合、さらに４～５kg負荷が増えるといわれています。
　膝の上にスマートフォンやコンピュータ、タブレットを乗せて見ている場合、首への負担は約２５kgにもなります。この余分な負荷は、頚椎と腰椎の関節と筋肉に一定の負担をかけます。

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　私は20年以上この仕事をしてきました。経験上、過去に見ないくらい子供やティーンエイジャーが、頭痛、重度の首の痛みや腕のしびれでお越しになります。若い人たちはスマホでゲームを楽しみ、子どもたちは携帯ゲームを持ち歩いて楽しむようになりました。このような前かがみの状態を続ければ、最終的には頸椎関節炎を発症することは間違いありません。