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小児ぜんそく

西柏カイロプラクティック

小児ぜんそくとは

 子供の肺の中にある気管支の病気です。気管支は肺に空気を運ぶ管で、先になるにつれて枝分かれして次第に細くなっています。喘息の状態が良い時は、きれいで空気の出入りもスムーズにできます。気管支(空気の通り道)が急激に収縮し、呼吸困難の発作を繰り返すのを喘息といいます。小児喘息は全体の約7割が3歳まで、約9割が5歳までに発症するとされています。


      「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と苦しそうな呼吸を繰り返し、呼吸困難に陥るといった症状がもっとも多くみられます。これは「喘鳴(ぜんめい)」とも呼ばれ、喘息発作で狭められた気管支を空気が通る際に出る音です。他にも「息苦しそうに肩で呼吸をする」ことや「痰がからむ」などといった症状も見られます。小児喘息で乳幼児の場合は「苦しさ」を言葉や動作で表現することができません。重要なのは、周囲の大人たちが1つ1つの症状を見逃さないことです。

西柏カイロプラクティック

小児ぜんそくの原因

【アレルギー説】
    ハウスダストと呼ばれる室内のホコリや、ペット(犬、猫、ハムスターなど)の毛やフケ、また家中に繁殖するカビなどが原因で起きるアレルギー反応が気管支で発症し喘息発作が起きるといわれていますが、いつも同じ場所にいるのに起こらないこともありますので、アレルギー反応だけではない多面的なものがあると思われます。

【細菌説】
    さまざまな細菌によって引き起こされる風邪が、小児喘息を悪化させる原因となってるとも言われています。

【運動要因説】
    「運動誘発喘息」とも言われる小児喘息があります。激しい運動の後「ゼーゼー」といった息切れが起きる場合があります。


【自律神経説】
  私達の体には、交感神経と副交感神経があります。気管や気管支において交感神経はそれらを拡張させる働きがあり、副交感神経は収縮させる働きがあります。この相反する神経のバランスが崩れることにより発作を起こすとも言われています。

カイロプラクティックでは

 カイロプラクティックでは、上に書きました2つのポイントを同時にカイロプラクティックのテクニックで矯正していきます。

 これにはある程度専門的な知識とテクニックが必要とされますので、どこのカイロプラクティック治療院でも可能なものではありません。

 

 痛みもなければ不快感もありません。2回目には走ってきて治療用ベッドに飛びつく子供さんもいらっしゃいます。
   1回の施術に掛かる時間もそれほど要するわけではありません。通院回数は、体質等個人差がありますので1~2回で済んでしまう子供さんもいらっしゃれば、数回掛かる子供さんもいらっしゃいます。期間の多少の長短はありますが、子供さん本人が変わったことを実感します。

 未来に羽ばたく子供達が悲しい、苦しい顔をしないで、元気に伸び伸びと育っていってもらいたい。その気持ちで西柏カイロプラクティックは子供達のぜんそくを治していきたいと考えています。

 

小児ぜんそくとカイロプラクティックについての学術論文の抜粋

 

 アメリカの論文誌に掲載された

  「小児ぜんそくに対するカイロプラクティック治療の効果」についての論文の要約です。英語原文のまま転載いたします。

 

 

 Chiropractic care in the treatment of asthma.
      Killinger LZ.Palmer Research Journal 1995; 2(3):74-7. 


 This is the case report of an 18-year-old subject with a two year history of asthma and monitored for a five year period. The subject received Palmer upper cervical specific technique adjustments. The result was a marked improvement in the subject's health status.  The greatest improvements were reported in the weeks following the chiropractic adjustments. 
 This was an unusual case because trauma to the cervical vertebrae coincided
      with the occurrence of asthma and spinal care was directed to the
      traumatized segments.

 

 Asthma in the Pediatric Patient.
   Dynamic ChiropracticSeptember 2nd, 1995. P. 16.

 

 This is the case history of Benny, 3 years old who had suffered from bronchial
asthma since infancy. Bennie was placed on increasing doses of medication
 with attacks occurring several times a week.Chiropractic examination revealed a subluxation at ○ and ○.  Anterior saucering of the spine in the mid-scapular region (first described by Pottinger in 1910) was also observed.  After one month of care, Benny's asthma completely resolved.  According to the author, "Benny's case is not an unusual one."
     

注:○部分はアジャスト部位が書かれてありましたので、不慣れな施術者が真似て事故にならないよう置き換えました。

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