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 ぎっくり腰

 

 どなたもぎっくり腰になった瞬間、あわてて病院等に行こうとしますが、姿勢を変えるのも大変な痛みを伴う時は、病院等には行かない方がいいでしょう。

 

 何かをすると激痛が走って動けない状態では、「動かすとまずいことになりますよ。」という自分自身を保護する自己防衛反応が出ています。動けないときには、無理をして動いてはいけません。

 

 早い時期に当院にお越しいただければ、1回の治療で3日後には普段の生活に戻れます

 突然腰が!どうしますか?


 まず安静が第一です。左右どちらか痛む方を上にして横になります。仰向けが楽な場合は、仰向けでも構いませんが、膝下(裏側)にタオルケットや毛布・クッション等を入れて、軽く膝が曲がるようにすると楽です。

 次は、アイシングです。患部(痛むところ)触ってみて熱があったり、はれている場合は「融けかけた氷」を入れた氷水をビニール袋等に入れ、更に濡れタオルで巻いて患部に当てます。

 いつまでも気持ちがいいからと当て続けるのではなく、だいたい10分から15分当てますと、次に離して同じ時間だけ休息を取ってください。これを繰り返します。ビニール袋の代わりにアイスノンや、蓄冷剤でも構いませんが、あまり冷えすぎたものはかえって凍傷を起こす危険がありますので適しません。冷やし過ぎ(温度・時間)にご注意下さい。

また、冷シップは期待するほど効果がありませんので無駄と思ってください。動けるようでしたら、無理な姿勢をとらないようにして、当院にお越しください。


 当然、痛めた当日はお酒やお風呂など、血流が良くなることは厳禁です。よく腰痛ベルトやコルセットを着けて来院される方がいらっしゃいますが、コルセットなどの着用はかえって治りを遅くしますので、極力避けてください。骨盤がずれていることも多いですので、ずれた状態を固定しても治るわけがありません。


 その人によって個人差があるので症状は異なりますが、3~4日しますと多少楽になってきます。また、数日経っても症状があまり良くならない方もカイロプラクティックで治療可能ですので当院にお越し下さい。

ぎっくり腰の予防

  (1)長時間、中腰の姿勢をとらない。
  (2)不安定な姿勢で重いものを持ちあげない。
  (3)冷房などで足腰を冷やさない。
  〈4〉重心の位置が両足の外に来ないようにする。
  〈5〉片手で重いものを下げて長時間歩かない。
  〈6〉普段から適度な運動を心がける。

 

 さらに、腹筋が硬い人は便秘や腰痛をともないやすいので、ほぐすことも大切です。

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